1−1−2 漁港整備の状況と展望
【1】漁港整備計画・事業の推移
北海道の漁港は、漁船の利用範囲によって漁港法第6条及び第19条の2に基づき、次のように分類されている。
種類 |
施工者 |
漁港数 |
内容 |
第1種漁港 |
北海道 |
214港 |
その利用範囲が地元の漁業を主とするもの |
第2種漁港 |
北海道 |
30港 |
その利用範囲が第1種漁港よりも広く第3種漁港に属しないもの |
第3種漁港 |
国 |
18港 |
その利用範囲が全国的なもの |
第4種漁港 |
国 |
22港 |
離島その他辺地にあって漁業の開発又は漁船の非難上特に必要なもの |
漁港整備長期計画においては、現在第9次計画が実施されている。北海道の漁港整備事業費に関しては対全国シェアで15%強程度の規模が確保されている。
漁港整備計画事業費推移(対全国シェア)
|
第1次計画 昭和26〜29 |
第2次計画 昭和30〜37 |
第3次計画 昭和38〜43 |
第4次計画 昭和44〜47 |
第5次計画 昭和48〜51 |
第6次計画 昭和52〜56 |
第7次計画 昭和57〜62 |
第8次計画 昭和63〜平成5 |
第9次計画 平成6〜11 |
全国事業費 |
12,112 |
46,280 |
92,222 |
160,841 |
399,858 |
994,565 |
1,496,296 |
1,869,793 |
2,350,000 |
北海道事業費 |
2,051 |
9,312 |
17,033 |
27,797 |
61,377 |
172,728 |
247,960 |
336,476 |
392,200 |
(シェア) |
16.93% |
20.12% |
18.47% |
17.28% |
15.35% |
17.37% |
16.57% |
18.00% |
16.69% |
資料:北海道漁港協会「北海道の漁港(資料編)」 (注):第8次計画までは実績値、第9次計画は計画値を掲載 |
漁港事業予算の推移(全国、北海道対比)
|
全国 |
北海道 |
シェア(%) |
昭和60年度 |
231,178 |
40,200 |
17.4% |
昭和61年度 |
241,054 |
42,394 |
17.6% |
昭和62年度 |
235,868 |
41,516 |
17.6% |
昭和63年度 |
280,638 |
49,000 |
17.5% |
平成元年度 |
277,930 |
50,117 |
18.0% |
平成2年度 |
274,272 |
49,898 |
18.2% |
平成3年度 |
282,640 |
50,944 |
18.0% |
平成4年度 |
294,953 |
52,587 |
17.8% |
平成5年度 |
332,785 |
59,197 |
17.8% |
平成6年度 |
334,594 |
60,076 |
18.0% |
平成7年度 |
338,533 |
60,996 |
18.0% |
平成8年度 |
344,691 |
61,224 |
17.8% |
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